シンポジウム 『 沖縄から開こう! 核なき世界の扉 』
2019年3月9日(土)
シンポジウム
『 沖縄から開こう! 核なき世界の扉 』人類の新たなる挑戦
“核兵器禁止条約”の実現に向けて
世界最大級・核兵器拠点
OKINAWAからの提言
会場 県立博物館1F講座室
時間 14:00~18:00
(開場13:30)
入場無料(資料代500円)
基調講演 秋葉忠利
(元広島市長・元衆議院議員)
問題提起 木村朗
(平和学 鹿児島大学教授、「核兵器禁止条約を使いこなす」共著者)
討論 秋葉忠利
木村朗
喜納昌吉(アーティスト)
ミニライブ 喜納昌吉
コーディネイト 木村朗
主催 NPO法人ピースメーカーズ・ネットワーク
連絡先 090-3074-8467(担当 石岡)
沖縄は戦後長らく世界最大級の核兵器攻撃基地として米軍に使用されて来ました。そして先ごろのNHKドキュメントでも明らかにされたように、現在でも米軍は沖縄への核配備を否定していません。 当然、諸外国は“核はある”と見なしているでしょう。
沖縄は、自分達の島が他国への核攻撃の脅威であることと、他国からの核を含む攻撃の標的であることに甘んじさせられてきたのです。
しかしながら2017年には、国連が核兵器禁止条約を採択し、反核団体ICANがノーベル平和賞を受賞するなど、核兵器廃絶の機運はこれまでに無く高まってもいます。
私たちの島が核兵器の拠点であり続けること、 それにより様々な脅威にも曝され続けることを変えて行く好機が訪れているのです。
「核兵器禁止条約」 は今までに無い画期的な国際条約です。
これまでの核兵器をめぐる国際的な取り決めの柱は「 核不拡散条約(NPT)」でした。NPTは国連常任理事国である 米・中・ロ・英・仏の5カ国には核兵器所有の特権を認め、それ以外の国には禁止するという“いびつ”な条約である上、近年ではその不拡散効果は破綻し、印・パ・イスラエル・北朝鮮が事実上核兵器を保有しているなど、多くの問題を抱えています。
「核兵器禁止条約」は一部の国の特権を認めず、加盟するすべての国に平等に核兵器の保有や使用を禁止するという画期的なもので、 世界平和に向けての人類の新たな挑戦と言って良いでしょう。
ところが残念なことに、唯一の被爆国であり、本来ならば核廃絶へ向けて世界を主導するべき立場であるはずの日本政府は、「 核兵器禁止条約」への参加を拒んでおり、いまや世界の良心の失笑を買っているありさまです。
私たちは、 日本が当然果たすべきリーダーシップを果たさないのであれば、 過去も現在も核兵器拠点とされてきたこの沖縄が日本に代わって声を上げ、世界のすべての国が「核兵器禁止条約」 に加盟するよう国際世論を高めてゆく先頭に立とうと思います。
核兵器なき世界への扉を、沖縄から、私たちの手で開きましょう!
前広島市長で世界平和と核廃絶に取り組んでこられた秋葉忠利さん
『核兵器禁止条約を使いこなす』の共著者で鹿児島大学教授・平和学の木村朗さん
平和のムーブメントを発信し続けているアーティストの喜納昌吉さん
3名のパネリストとともに
核廃絶への世界の潮流と核兵器禁止条約の可能性、
そしてそれを沖縄から発信することの重要性について徹底討論します。
以下のキャンペーンに賛同をお願いします!
「内閣総理大臣: 日本国は核兵器禁止条約に加盟してください!」
日本国が「核兵器禁止条約」に加盟することを求める署名を、沖縄より全国の皆さんへ呼びかけます。
<2019.4.2>
追記しました:YouTube
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